2021年8月5日まで東陽町のギャラリーエークワッドで開催されていた「立つ、歩く、走るー義足でこえる心の壁」展にて配布中の「gente vol.04」を手に取ってくださった方から、ご感想をいただきましたのでご紹介させていただきます。
「vol.04を拝読して、義足を使っていない自分からすると、義足ってこうなっているんだ！使っていてこんなことがあるんだ！と新鮮に思うことが沢山ありました。使う人の身体に文字通り密接している分、日々の意外な工夫を知ることができ、それが面白くもありました。
個人的に一番心に残ったのは、外装を外した際の思いや周囲の反応の話です。状況は違いますが、体型や服装、動き方など、色々なレベルで自分も日々周りの目を気にしながら生活しています。また自分の身体に対しても、一般的な「きれい」の固定観念にとらわれて、嫌だなと思うことが時々あります。誰もが自分の好きな見た目で生きていけるためには、まず自分の目を、内側に対しても外側に対しても、アップデートしていかなければいけないのかもしれません。」
自分の目をアップデートする、内にも外にも。本当にその通りだと思います。
義足についてわかりやすく紹介された展示とともに、義足ユーザー個人の気持ちについて発信している「gente vol.04」を合わせてご覧いただくことで、より理解が深まることと思います。この機会にぜひ皆様お運びください。
【社会のダイバーシティを考える。立つ、歩く、走る―義足でこえる心の壁】
2021.6.11 fri ～ 2021.8.5 thu／日・祝、7/24(土) 休館
平日10時～18時（土曜・最終日は17時まで）
※現在は感染症予防のため、事前予約制での観覧となります。お申し込みはHPより
ギャラリーA4（エークワッド）HP