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gente vol.6 感想お待ちしています。

 新しいwebサイトを公開して、さっそく感想をいただきました!ご紹介させていただきます。

 

 『いつもgenteを楽しく読ませていただいております。

この正月休みにやっと6号を読めました。まず、障害者の表記のステートメントに感動しました。わたし自身、表記をするときに「障害」なのか「障がい」なのか書くのにこれまで迷っていました。それがなぜ迷いになっているのか、分からずモヤモヤしていて、受け取る側の色んなことを考えすぎていたように思います。でも『障害は社会にある、障害者はそれに直面する人たち』とハッキリと示されて、その考えがなんだかわたしのモヤモヤを解いてくれたようにスっと腑に落ちて、「なら、わたしは何ができるかな」と前向きな考えに転化できたように思います。

 今号の車いすの記事も面白かったです。特に、パラリンピック創設に尽力したグットマン博士の「失ったことを数えるな、残されたものを最大限に活かせ」という言葉とそれを実践されてる福井さんのアクティブさに、ハっとさせられました。きっと、それは障害者に限ったことではなく、健常者もいっしょで。環境や年齢で様々な状況が出てきた時に、出来なくなっていくことに目を向けてがっかりしてしまったり、これから先の不安を抱えることがあるけれど、でも、いま出来ないことに目を向けても状況は好転しないから。できることを探す、集中するときっとそこでの価値や意義が見えてくるんだと思いました。

 実は最近、家族のコミュニケーションで上手くいっていないことが続いていて、不満ばかりが溜まっていたのですが、自分や相手ができないことに目を向けすぎていたなと反省しました。やってみて、ダメなら次に行けば良い、目的はできないことをできるようにすることではなくて、できることを探したり、今できてることを活かすことだと、改めて感じました。

 奥さんに車いすを隠されたくだりは吹いてしまいました(笑)。でも、それくらい気持ちが前のめりな福井さんの姿はとても魅力的です。きっと取材されてるときも、前向きな魅力的なオーラが出てたんだろうなと思います。きっと福井さん本人はそれは普通だと思っているんだと思っているのも紙面から伝わってきました。表の笑顔の写真がなんだか照れくさそうにはにかんでるように見えるのは、そのせいかもしれません。

 いつも気づきを与えてくれてありがとうございます。次号も楽しみです。』

 

 というご感想でした、ありがとうございました。

 表記に関して明確にした事で、編集部の活動方針としてもひとつ柱が出来たように感じています。これはとても大きかったように思います。グッドマン博士の言葉を励みに行動されている福井さんの姿は、障害の有無にかかわらず見習いたいと思える姿勢ですね。「gente」が何かひとつでも、気づきを発信できていれば何よりです。今後もご期待ください!