gente vol8は「能動義手ナース」の栗原慎子さん

 ずいぶんとはやく咲き始めた桜のもと、先日「gente」vol.8のインタビュー取材を行いました。今回のテーマは「義手」。ちょうど一年前、義足について扱いましたが、それとは全く違うものでした。取材を受けて下さったのは自らを「義手ナース」と呼ぶ、栗原慎子さん。その名の通り現役の看護師として仕事をこなしつつ、ヨガや好きな音楽ユニットの追っかけなど、忙しい毎日を送るとてもアクティブな方でした。

 栗原さんが使うのは「能動義手」という、自分で操作し動かせる義手。これをぜひ見て欲しい、と見せる装飾をして外出を楽しんでいる栗原さんのインタビューでは興味深いお話が盛りだくさん。さらに、上肢に障害を持つ方々をつなげ支援するNPO法人Mission Arm Japanの倉澤さんにもご同席いただき、腕を失った方々が身の回りにあるものを使って、さまざまに工夫しながら日々の生活をどう送っているのか、実際に使っているものを見せていただきながら伺いました。


 その他「幻肢痛」という、ないはずの腕が痛む現象についても今後取材を進める予定です。「gente」vol.8は6月発行予定。ご期待ください。