vol.016で取材を受けてくださったのは、二分脊椎症によって生まれながらに車いすを使用し生活する杉﨑美奈さん。現在はユニバーサルマナー検定の講師として仕事をしています。
ユニバーサルマナー検定は、一言で言えば障害や多様な人々について学び、さまざまな方への配慮ある対応を身につける検定です。杉﨑さん自身、幼ない頃には学校生活の中でさまざまなバリアにさらされてきた経験があります。今は多様な人への配慮や接し方を伝える立場にあり、ひとり暮らしをする日常生活の中でも「それほどバリアは感じませんね」とおっしゃっている杉﨑さんが、住みたい場所としてあげたのは意外にも便利な都会ではなく、沖縄でした。
インフラ整備された便利な都会よりも沖縄を選びたい気持ちを伺って、あらためて「バリアフリー」の意味を考え直すきっかけを得た取材となりました。
さらに杉﨑さんが講師を務めるユニバーサルマナー検定とはどんなものか、今回は2級検定を会場取材させていただきました。企業や学校でインクルーシブな環境作りが関心を集める中、注目を集めるこの検定についてお伝えします。
gente vol.016は各配架先にて好評配布中です。ぜひお手にとってご覧ください。